作者
森枝卓士 文・写真
内容紹介
焼きそばパンがふしぎだと感じたことはありませんか? 焼きそばは主食、パンも主食。主食とおかずの組み合わせではなく、主食と主食が合体している! しかも原材料はどちらも小麦なのです。焼きそばパンの謎を探っていくと、粒として食べるのは困難で粉にして使うため、様々に形に変身しやすいという小麦の大きな特徴が見えてきました。

担当編集者 より
軽食として、おやつとして、日本では当たり前に食べられている焼きそばパン。これが外国の人から見ると驚きの食品で、見ると笑ってしまう人が多いそうです。小麦でできたパンで、小麦でできた麺をはさむとは! と。
前作『はじめちょろちょろ 中ぱっぱ ごはんを炊く』でお米について様々なふしぎを明かしてくれた森枝さんが、今回小麦のふしぎに取り組んだとき、真っ先に浮かんだのが焼きそばパンだったそうです。そして麺やパンのもとになっている小麦を、小麦畑の種まきから取材していくと、粉にしてから使うため、世界じゅうで様々に形を変えて食べられている、小麦の特徴が見えてきました。
コロッケやフライは、具に小麦をつけ、最後はパン粉で包んで揚げてあるし、カレーパンに至っては、カレーも含めて小麦の三重重ねになっています。
この本に登場するワンタン麺、登場しなかったたぬきうどんなど、この世界には実に多くの炭水化物重ね(小麦重ね)の食品が多いことに気づいたのでした。
作者情報
森枝卓士
1955年、生まれ育った熊本県水俣市でアメリカの写真家、ユージン・スミスと出会い、報道写真の道を志す。国際基督教大学卒。カンボジアの内戦の取材を経て、食文化を主な取材対象とする。著書に『食べもの記』『手で食べる?』『線と管のない家』(「たくさんのふしぎ」2020年3月号)『はじめちょろちょろ 中ぱっぱ ごはんを炊く』(同2024年4月号)『人間は料理をする生きものだ』(以上福音館書店刊)、『干したから……』(フレーベル館刊)など。大正大学など多くの大学で、食文化、写真(取材、調査法)等を教えている。
書誌情報
| 読んであげるなら | :小学3年生から |
| 自分で読むなら | :― |
| 定価 | :880円(税込) |
| ページ数 | :40ページ |
| サイズ | :25×19cm |
| 初版年月日 | :2026年08月01日 |
| 通巻 | :たくさんのふしぎ 497号 |