作者
内容紹介
ほら、ちいさなうしさんがやってきました。
とことこ歩いて、お母さんのお腹にぴったりこ。
カンガルー、さる、鳥、いろいろな動物の子どもがやってきて、親子で身を寄せ合います。
最後はあーちゃんがちょこちょこちょこと歩いてきて、お母さんのひざにちょこんとすわって、いいおかお。
親子が体をくっつける楽しい絵本です。
編集担当者 より
木坂涼さんのリズミカルでユーモラスな言葉と、及川賢治さんのカラフルでおおらかな絵が組み合わさって、うれしくなるような赤ちゃん絵本ができました。
体をくっつけることは安心とぬくもりのチャージ。
くっつく場面で瞳を閉じてやすらぐ子どもたちの姿から、それが自然と伝わってきます。
この絵本を楽しみながら、たくさんの親子の触れ合いが生まれたらいいなと思います。
くっきりとした輪郭線と明快な色面で構成される本作を最も効果的な形で届けるため、
表紙に4色(特色アオ+特色オレンジ+特色キイロ+スミ)、
本文に5色(特色キイロ+特色ピンク+特色オレンジ+特色ミドリ+スミ)
を使っています。
特色印刷ならではの鮮やかさです。
ミドリとオレンジが特に違いを伝えやすいと思います。
作者情報
木坂涼(きさかりょう)
埼玉県生まれ。詩人。詩集に『木坂涼詩集』(思潮社)ほか。主な絵本に『あさですよ』(「こどものとも0.1.2.」2015年4月号)『だっこし~て だっこし~て』(「同」2013年4月号)『おっぱい いっぱい のんだ こは』(「同」2011年4月号)『わたしも かぜに なれるのよ』(「ちいさなかがくのとも」2017年8月号)『にわとりかあさん』(「こどものとも年少版」2016年10月号)『みんな おっぱい のんでたよ』『かげは どこ』『からだのなかで ドゥン ドゥン ドゥン』など。絵本の翻訳に『エマのたび』(以上、福音館書店)など多数。
及川賢治(おいかわけんじ)
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。竹内繭子とともに、100%ORANGEとしても活動。イラストレーション、デザイン、広告など幅広く活躍中。絵本に『もぐとぐると うみかぜごう』(「こどものとも」2016年4月号)『ひもがいっぽん』(「こどものとも年中向き」2014年4月号)『ちゃぷちゃぷ ぷーん』(「こどものとも0.1.2.」2017年2月号)『ぶぅさんのブー』『だっこ だっこ だーいすき』『よ・だ・れ』『バナナのはなし』(以上、福音館書店)『まるさんかくぞう』(文溪堂)など。2013年度から「母の友」表紙を担当。
書誌情報
読んであげるなら | :0才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :22ページ |
サイズ | :20×19cm |
初版年月日 | :2020年04月01日 |
通巻 | :こどものとも0.1.2. 301号 |