作者
内容紹介
この動きなんだ?と当てっこしながら、動きのバラエティーを楽しむ図鑑的絵本です。
「歩く」と言っても「うなだれ歩き」「がにまた歩き」「るんるん歩き」などいろいろな歩き方があります。
一日の中でも人間はいろいろな動きをしていることがわかる「いちにちのうごきすごろく」も入っています。
笑いながら、身体を動かしたくなる一冊。
担当編集者 より
人間の身体の動きを客観的に外から眺めることで、身体ってこんなにいろいろな動きをしているんだと実感できると思います。
この絵本を見て、子どもたちがどんどん動き出したくなればいいなと始めた企画でしたが、制作を終えてみると、動き以上に、身体はいろいろな感情や個性までも表現できるということに驚きました。
撮影は近藤良平さん率いるダンス・カンパニー、コンドルズのメンバーが入れ代わり立ち代わり即興的にいろいろな動きをすることで進んでいきました。
皆さんの動きのおもしろいこと!
まるで芝居を見ているかのような感覚にとらわれました。
みんなでアイデアを出し合いながら、現場は常に笑いに包まれていました。
そんな楽しい雰囲気が子どもたちにも伝わって、楽しく身体を動かしてくれたら嬉しいです。
プラスワン
P30-31は、「いちにちのうごきすごろく」になっています。
実際に遊んで楽しんでください。
コマやサイコロはお好きなものを使っていただけたらと思いますが、巻末のQRコードや小社ホームページからもダウンロードできるものがあります。(このページからも可)
どうぞご利用ください。
作者情報
近藤良平(こんどうりょうへい)
ペルー、チリ、アルゼンチン育ち。ダンス・カンパニー、コンドルズ主宰。第4回朝日舞台芸術賞・寺山修司賞、第67回芸術選奨文部科学大臣賞、受賞。NHK教育「からだであそぼ」の振付出演をはじめ、TV番組、舞台、映画で振付を担当している。2022年4月より、彩の国さいたま芸術劇場芸術監督就任予定。
柿木原政広(かきのきはらまさひろ)
アートディレクター。2003年JAGDA新人賞を受賞。主な作品にsingingAEON、東京国際映画祭、静岡市美術館、松竹芸能株式会社、富士中央幼稚園のCIなど。絵本の仕事に、『ぽんちんぱん』(「0.1.2.えほん」)『とまとさんの あかいふく』(「こどものとも0.1.2.」2008年8月号)がある。
山本尚明(やまもとなおあき)
写真家。絵本の仕事に、『はりがね なんになる?』(「こどものとも年中向き」2015年12月号)『はっぱ きらきら』(「ちいさなかがくのとも」2015年8月号)などがある。雑誌・書籍・広告等の撮影のほか、家族写真を撮影する「山猫写真館」を営む。
書誌情報
読んであげるなら | :5・6才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :32ページ |
サイズ | :26×19cm |
初版年月日 | :2021年07月01日 |
通巻 | :こどものとも 784号 |