作者
荒井真紀 作
内容紹介
本作は『まどのむこうの くだもの なあに?』(こどものとも絵本)の姉妹作で、今度は、まるい窓から野菜が見えます。
キャベツ、トマト、ブロッコリー、カボチャ、ピーマン、タマネギ、ソラマメ、タケノコと、8種類の身近な野菜の表面と断面が交互に次々現れます。
じっくり見てください。いろいろな発見や驚きがいっぱいです。
担当編集者 より
本作は『まどのむこうの くだもの なあに?』という絵本の姉妹版です。
前作は、しかくい窓から、果物が見える本でしたが、今回はまるい窓から野菜が見えます。果物の拡大がとてもおもしろかったので、今度は野菜でやってみようということになりました。
野菜も荒井さんの手にかかると、びっくり! 身近な野菜が、実はこんな形をしてるの? こんな模様なの? と発見がたくさんあって、見飽きることがありません。荒井さんの野菜は、本当にみずみずしく、じっと見ていると愛おしさすら感じます。
荒井さんによれば、野菜は果物より地味だけれど、描くのは大変だそうです。なるほど、かなり複雑です。でも植物って、美しいですね。自然の力に驚嘆します。
この絵本を楽しんでいただいたあとは、きっと野菜を半分に切ってみたくなるでしょう。ぜひじっくり本物も観察してみてください。
作者情報
荒井真紀(あらいまき)
1965年、東京生まれ。16歳より故・熊田千佳慕氏に師事する。自然科学専門の編集プロダクション勤務を経て、フリーのイラストレーターに。自然をテーマにした雑誌や書籍の挿絵の仕事をしている。絵本に『あずき』『じゃがいも』『だんだん ぐんぐん ずんずん どんどん』(「ちいさなかがくのとも2021年7月号/以上、福音館書店)『あさがお』『ひまわり』『たんぽぽ』(以上、金の星社)『チューリップ』(小学館)などがある。2017年『たんぽぽ』でブラティスラヴァ世界絵本原画展・金のりんご賞受賞。千葉県在住。
書誌情報
読んであげるなら | :4才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :28ページ |
サイズ | :26×19cm |
初版年月日 | :2022年07月01日 |
通巻 | :こどものとも年中向き 436号 |