作者
たむらしげる 作
内容紹介
いってみたいな。
植木鉢のお花屋さん、ジャングルの果物屋さん、お菓子でできたケーキやさん、雪だるまのホテルに、雲の上の動物園。
ちょっとこわいけど、ガイコツ島の古道具屋さんにもいってみたい?
いろんなところにいってみたい! と、子どもの楽しい空想が広がります。
お子さんと一緒に、お気に入りのお店や場所を見つけてください。

担当編集者 より
たむらしげるさんの前作『のってみたいな』(「こどものとも年少版」2018年11月号)が出たあと、絵本の中の乗りものやそこに描かれた世界を子どもたちと楽しみました、という感想をたくさんいただきました。
今作では、ジャングル、海、雪山、洞穴、空と、前作にも増していろいろなところに連れていってくれます。
今回たむらさんが一番苦労されたのは、意外にも空の色の色選びだったそう。
いろいろなメーカーから取り寄せた約600色の色鉛筆の中から、イメージにあったブルーを一本選び、塗り、しっくりこないときは画用紙を破ってまた色選びから。
そんな作業をくり返し、私たちがいってみたくなるようなとっておきのお店や場所を、楽しく描き出してくれました。
どうぞあれこれ言い合いながら、お子さんたちと空想の世界を旅してください。
作者情報
たむらしげる
1949年、東京都生まれ。絵本に『ごろんご ゆきだるま』『たべたのだーれだ?』『おばけのコンサート』『かたつむりタクシー』『ロボットのくにSOS』『ペロチュパチュー』(「こどものとも0.1.2.」2015年5月号)『のってみたいな』(「こどものとも年少版」2018年11月号/以上、福音館書店)など多数。漫画に『結晶星』(青林工藝舎)など、画集に『たむらしげる作品集』(玄光社)がある。絵本『よるのおと』(偕成社)で産経児童出版文化賞大賞、画文集『メタフィジカル・ナイツ』(架空社)で小学館絵画賞、映像作品『銀河の魚』(SME・ビジュアルワークス)で毎日映画コンクール大藤信郎賞、『クジラの跳躍』(バンダイナムコフィルムワークス)で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞などを受賞。
書誌情報
読んであげるなら | :2才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :24ページ |
サイズ | :21×20cm |
初版年月日 | :2022年12月01日 |
通巻 | :こどものとも年少版 549号 |