作者
進藤恵子 作
内容紹介
ペットボトルの飲み物をこぼしません。
虫かごからバッタを逃がしません。
お風呂のお湯を冷ましません。
どれも「フタ」の力です!
ちょっとまわりを見渡してみるだけでも「クレヨンケースのフタ」「どんぶりのフタ」「水筒のフタ」「糊のフタ」「マヨネーズのフタ」などなど、いろいろな場所で、いろいろなフタが大活躍しています。
編集担当者 より
フタには様々な機能があります。
絵本にも登場したペットボトルやお弁当のフタは、中身がこぼれないようにする「保護」の機能。お風呂や鍋のフタは「保温」、クッキー缶のフタは「防湿」、ペンのフタは「防乾」といったところでしょうか。
そんなフタをたくさん描いたのは、イラストレーターの進藤恵子さん。進藤さんはこの絵本をつくりながら「フタを開けると、その先にある“期待”が飛び出してくる……。まるでお芝居の幕のようです!」とフタを称えていました。
『ちいさくても できたあ!』(「ちいさなかがくのとも」2015年3月号)で輪ゴムやマグネットなど、身の回りで役立つ「小物」たちを魅力たっぷりに表現した進藤さんが描くフタたちの大活躍、とくとご覧ください。
進藤さんはミツカン社の「カンタン酢」シリーズのパッケージデザインを手掛けています(刊行時現在)。スーパーマーケットなどで見かけたら、そちらもぜひチェックしてみてください!
作者情報
進藤恵子(しんどうけいこ)
東京都生まれ。イラストレーター。1999年、ザ・チョイス年度賞受賞。商品広告のイラストなどを多数手がけている。絵本に『ボクは、なんにもならない』(美術出版社)、「ちいさなかがくのとも」に『ちいさくても できたあ!』(2015年3月号)『なにが とおったの?』(2016年5月号)がある。書籍の装幀画・挿絵の仕事に『荒野の胃袋』(井上荒野 著、潮出版社)などがある。東京都在住。
書誌情報
読んであげるなら | :3才から |
自分で読むなら | :― |
定価 | :440円(税込) |
ページ数 | :24ページ |
サイズ | :23×20cm |
初版年月日 | :2023年09月01日 |
通巻 | :ちいさなかがくのとも 258号 |