子どもたちの普段の生活で馴染みのある職業(お仕事)をテーマにしたセットを刊行いたします。


絵本を読んでもらった子どもたちが「自分も働いてみたいな」「自分はどんな仕事がしたいかな」と思ってもらえるような絵本を厳選いたしました。


園の先生も登場します。


ぜひ、園の子どもたちとともにお楽しみください。

こどものともひろば 運営係

※こちらのセットは、一般の書店では販売しておりません。園への販売限定企画です。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。


「なってみたい!やってみたい!おしごと絵本セット」


内容のご紹介

  • 『ばるばるさんとおさるさん』  
  • 『うえきやさんにおまかせを!』 
  • 『おかあさんはしごとちゅう』  
  • 『せんせい』
  • 『むらいしゃごろうせんせい』
  • 『パパとドライブ』
  • 『まわるおすしやさん』
  • 『ぽととんもりのゆうびんきょく』
  • 『シカのはいしゃさん』
  • 『マグロリレー』
  • ※セット情報(書誌情報)


『バルバルさんと おさるさん』

乾栄里子 文/西村敏雄 絵

ある日、バルバルさんの床屋におさるがやってきて、手伝ってくれるようになりました。

おさるが熱心なので、バルバルさんは毎日丁寧に仕事を教えます。

練習にとバルバルさんの髪を切ったおさるは、緊張して切りすぎてしまうのですが、意外にもその髪型が街じゅうに大流行。

人気の「バルバルさん」シリーズです。


『うえきやさんに おまかせを!』

村井健也 文/植垣歩子 絵

庭木の枝が道に飛びだす、落ち葉で雨どいがつまる、ツタが窓を覆う、地面は雑草でぼうぼう……そんな時は植木屋さんにおまかせを!

足袋でササッと木や屋根に登ったり、ハサミやノコギリなど様々な道具を使いこなしたりして次々に解決。

素敵なお庭に大変身!

人と植物がちょうど良いあんばいで共存するために必要なお仕事、それが植木屋さんです。


『おかあさんはしごとちゅう』

沼野正子 作

保育園に通う”むっちゃん”がお母さんと一緒に、友だちのお母さんの仕事場をたずねてまわるイラスト・ルポ絵本。

肉屋さんや八百屋さん、医者や美容師、ダンサーなど様々な職業のお母さんたちの仕事とその職場を見せてもらい、その仕事ぶりを丁寧に細かく描いています。


『せんせい』

大場牧夫 文/長新太 絵

先生って、どんな人?

先生を観察してみるといろいろなことがわかりました。

たっぷり遊んでくれて、泣けば抱っこしてくれて、ケガをすれば手当てしてくれて、「どーん」とぶつかれば、「よーし」って相撲をとってくれる人!

そう、先生って、あるときはお馬さんで、お母さんで、あるときは看護婦さんで、おすもうさんで……いろんな役目をしているんですね。

ふだん子どもたちと生活の中で接している先生の役割はなんて多彩なのでしょう!

でも、そのそれぞれの役すべてに共通するものがあります。

それは子どもたちに対する優しい慈愛に満ちた目線です。

だから子どもたちは先生が大好きで、安心してすべてを委ねることができるのです。

愉快ななぞなぞ形式で繰りひろげる、“先生ウォッチング”の絵本です。


『むらいしゃごろうせんせい』

秋山とも子 作

長い間お医者さんがいなかった村に、やっと待望のお医者さんがやってきました。

でも、このお医者さんはちょっと変わっていました。

体を診察するだけでなく、家のことや、村のこと、畑仕事のことなどをいろいろ尋ねるのです。

現代の地域医療に励むお医者さんの姿を伝えます。


『パパとドライブ』

山口稔子 文/まるやまあやこ 絵

みかちゃんの家は、酒屋さん。

みかちゃんは、忙しいお父さんを手伝って、たまに一緒に配達に行きます。

初めて行く家、馴染みの家、配達先はいろいろな家があるけれど、みかちゃんはその間、お父さんとの二人だけの時間を楽しみます。

山口稔子さんの実感のこもった物語を、存在感のある人物描写で定評のあるまるやまあやこさんが優しい筆致で描きます。


『まわるおすしやさん』

藤重ヒカル 作

山のお祭りで、人間たちに人気の「まわるお寿司屋さん」を開くことになったサルたち。

けれども、どんなお店なのか分からないサルたちは、知恵を絞って考えます。

「店自体がぐるぐるまわる寿司屋」「客席の椅子がまわる寿司屋」と、何度もつくり直し、試行錯誤の末に完成したのは一体どんなお店でしょうか。


『ぽととんもりのゆうびんきょく』

杉本深由起 作/白石久美子 絵

森のはずれに小さな郵便局がありました。

毎日郵便物を集めてくるのはクマの局長さん。

配達するのは小鳥たちです。

ある日、局長さんは森の中で見慣れないポストがあるのに気がつきました。

不思議に思って見ていると、なんとポストが動き始めたではありませんか。

おおらかで優しいクマの局長さんと、手紙を欲しがってポストに化けたタヌキのぼうやの心温まるものがたりです。


『シカのはいしゃさん』

宮島千夏 作

チンパンジーのちょちょまるくんは、幼稚園のみんなと、シカ先生の歯医者さんに歯磨き練習にやってきました。

ちょちょまるくんは、ぐらぐらの前歯が虫歯かもしれない、と不安でいっぱい。

乳歯の生え替わりのお話です。

動物によって歯の数や形が違うこともエピソードに盛り込まれ、歯が生え替わる年齢の、歯に興味を持ちはじめる子どもたちにぴったりの内容です。


『マグロリレー』

キッチンミノル 作

ふだん食べているマグロのさしみ。

このマグロがどのように私たちの食卓までたどり着くのでしょうか?

水揚げされたマグロが、港から市場、魚屋、そして食卓に上がるまで、多くの人の手を経てやってくる様子を描きました。

マグロをリレーのバトンに見立て、徐々に小さく切り分けられていく様子が、写真ならではの迫力とリアリティで描かれています。

 

書誌情報(セット)


読んであげるなら:4歳から
自分で読むなら:小学低学年から
定価:10冊セット定価11,000円(本体10,000円)
ページ数:各28~32ページ
表紙サイズ
初版年月日:2024年4月30日
シリーズ:―
※こちらのセットは、一般の書店では販売しておりません。園への販売限定企画です。
 ご理解のほど、よろしくお願いいたします。