作者


おのりえん 文/はたこうしろう 絵

内容紹介


「まっかなとっての なわとびを さいしょはひとり すったんすったん」、「いーれーて いーいーよ こんどは ふたりで すったんすったん」。

ひとり、ふたり、さんにんと子どもが増えるうちに、1本の縄跳びを使った遊びがだんだん大きくなっていきます。

ろくにん、しちにん、どこまで増える? 

思わず体が動き出す、リズミカルな言葉遊び絵本です。

担当編集者 より


子どもたちを見ていると、一人遊びにもう一人、また一人と加わるごとに、自然と遊びが変わっていくことがありますね。

一緒にやったり、勝負になったり、均衡したり、崩れたり。そんなダイナミックな遊びと関係の変化をとらえて、おのりえんさんはリズミカルな、歌うような文章を書き上げられました。縄跳びの「すったん すったん」というリズムにのせて、人数が増えるごとに喜びも増していくようです。

はたこうしろうさんが描く子どもたちは、ひとりひとりが個性的で、元気いっぱいです。「なかよしこぐま」シリーズ(ポプラ社)、「おかしきさんちの ものがたり」シリーズ(フレーベル館)以来のおふたりのタッグで、明るく弾むような作品が生まれました。どうぞ声に出してお楽しみください。

作者情報


おのりえん


1959年、東京都生まれ。絵本に『うちのこまるを しりませんか?』(「こどものとも」2022年9月号)『オトシブミのふむふむくん』(「同」2022年2月号、ともに福音館書店)など、童話に『きっちり・シトールさん』『オハヨウどろぼう』(ともにこぐま社)、「二十四節気 虫のお話」シリーズ三部作(理論社)などがある。東京都在住。

はたこうしろう


1963年、兵庫県生まれ。絵本に『あかちゃんがやってきた』『わたしたちのカメムシずかん』『ゆらゆらばしのうえで』(以上、福音館書店)、『なつのいちにち』(偕成社)、『どしゃぶり』「あかちゃんとのあそびえほん」シリーズ(ともに講談社)、『こんにちは!わたしのえ』(ほるぷ出版)、『それで、いい!』(ポプラ社)など多数。東京都在住。

書誌情報


読んであげるなら:4才から
自分で読むなら:―
定価:460円(税込)
ページ数:28ページ
サイズ:26×19cm
初版年月日:2024年07月01日
通巻:こどものとも年中向き 460号